mixiって現代版「屋根裏の散歩者」っぽい

数年前は本名登録率・日記公開率・顔晒し率が今よりも高かったように思う。
すると、知り合いの本名を検索すると普通に引っかかる。
そしてありのままの生活を綴っている。


当時、ためしに卒業した高校の同年卒コミュニティを検索した。
すると、実に半数近くが登録しており、当然全員チェックした。
見える見える、彼らが何をやっているのか見える。


つまらない私生活を送っている当時のヒーロー。
落ちぶれたアイドル。


ジャニーズ然とした、地味でさえなかったあいつ。
化粧と減量でここまで変わるのか、と唸らせるあのデブス。


覗き見趣味。


今はどうか知らないが、
当時は2chのソーシャルネット板で簡単にアカウントを取れた。
私は数個保有しており、
一つは完全なウォッチ用、
もう一つは釣り用、
残りは実験用と、
使い分けをしている。


当然のことながら、プロフィール等は変えてある。
怪しまれぬよう、日記も時々書くし、
マイミクも30人程度は有している。


自分を偽ることは、
屋根裏から各部屋をそっと覗き見るようなものだ。
物語の彼はポタっと毒を垂らすし、それは成功した。


プロフィールを偽り、例えば男が女に化け、
冴えない男を呼び出し、後はおきまりの美人局等のコンボ。
毒の代わりに釣り糸を垂らすようなもので、
今後オープン化もあり、リテラシーが問われる点だ。


「怪しい人にはついていっちゃいけません」


それは、現実だから言える。
ネットは、実際に会うまで怪しいかどうかなんて分からない。
法人を名乗っていたとしても、どこまで信用に足るかといったところ。
昔の知り合いですらマルチってるかもしれない。


ネットは偽れる。
騙される覚悟を有していない人間(あるいは騙す覚悟の人間)
の大幅な流入という点で、今後のmixiはとっても楽しみです☆